代表取締役挨拶

このたび、クリアウォーターOSAKA株式会社の代表取締役に就任いたしました寺川 孝でございます。

当社は、大阪市下水道事業の経営改革の中で、大阪市下水道の運営・維持管理ノウハウを継承し、国内外の下水道事業に広く貢献し、発展成長させることを目的に、下水道施設の運転維持管理部門を中心に株式会社形式を採用、分社化しました。2016年の設立以来、大阪市包括業務を通じて、下水道施設の運転維持管理に関する豊富な経験とノウハウを蓄積する一方、国内の自治体の下水道事業運営、維持管理の支援を行ってまいりました。

設立から10年目という節目を迎える中、当社を取り巻く環境も大きく変化しております。

全国的に、人口減少や施設老朽化、技術者不足などを背景として、下水道事業の広域化・共同化やウォーターPPPの導入が進められており、各自治体において、持続的かつ安定的な下水道サービスをいかに維持していくかが大きな課題となっています。 そのような中、当社の強みは、長年にわたり大阪市下水道施設の包括的維持管理を担ってきた現場力に加え、行政経験を有する人材による企画・マネジメント機能を兼ね備えている点にあります。技術面だけでなく、自治体の課題や立場を理解し、行政視点を踏まえた提案・支援ができることは、当社の大きな特徴であると考えております。

今後は、大阪市との連携を基盤とし、人材育成、DXやAIの活用、新たな技術開発に積極的に取り組むことで、これまで培った技術・ノウハウ・データをさらに高度化してまいります。大阪市の下水道事業においては、運転維持管理に加え、維持管理目線から改築更新計画を作成し、より質の高い事業運営に貢献するとともに、他の自治体に対して、運転維持管理にとどまらず、ウォーターPPP関連業務への展開を推進してまいります。

当社の中期経営計画において、「1世紀を超えて使われてきた大阪市下水道事業のDNAを継承、発展させ、ステークホルダーの信頼に応える下水道トータルマネージメント企業として、大阪市と国の内外に貢献する」ことを経営理念のミッションとして掲げています。こうした理念のもと、引き続き、事業運営、企画設計、維持管理、改築更新まで含めた下水道事業経営のトータルソリューションを提案・実施できる企業をめざしてまいります。

今後は、
・働きたい働き続けたい会社
・自律的に成長し続ける会社
・クライアントから信頼される会社
この3つの視点を基に、社員一丸となって会社運営に取り組むことで、社員一人ひとりが成長と変化を実感でき、すべてのステークホルダーに信頼される組織づくり、会社づくりを全力で進めてまいります。

株主である大阪市をはじめ、関係者の皆さまのご期待に応えられるよう努めてまいりますので、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2026.6.19

         

代表取締役 寺川 孝

           代表取締役の画像